東莞茂元電子有限公司

業務内容

平角コイルの開発と製作

弊社は独自の技術、特許による平角巻線コイルの開発、製造、販売メーカーとして、お客様のご要求に合わせた設計を行い、商品を提供しております。特に平角線による空芯コイルや、ボビンと平角巻線コイルの組み合わせ等、他社には作れない特殊コイルを中心に力を入れております。
従来から平角線(リボン線)は存在しますが、線材寸法(厚さ、幅）の微調整が自社内ではできない、単価が高いなど様々な不都合点がありました。弊社平角線は丸線を独自の技術により圧延し、平角化にすることに成功しました。これらの圧延工程を巻線と同一巻線機で行うことにより、整列巻きコイルの量産化と占積率の向上、コストパフォーマンスに大きく貢献しております。
弊社(日東電機中国工場---東莞茂元電子有限公司）の平角線コイルの特徴
１、平角コイルの製法
巻線機内部で丸線を平角に圧延しながら、完全整列巻を可能にした特殊巻線機（特許取得済）。
従って、平角線コイルの材料費は丸線コイルと全く同等。

2、平角コイルの出荷状況
2019年3月31日時点までの、当社平角線コイル出荷累計は約２億個。
出荷した平角線コイルに関して、市場クレームは「０」

3、丸線コイルと平角線コイルとの、占積率の比較（当社コイル実測比）
平角線コイルの占積率アップ効果が、最も大きなオーバル形状のコイルで比較。
コイル内径2.00×23.9ｍｍ、コイル厚2ｍｍの芯金形状でサンプル巻線（巻数272Ｔ）。
①丸線コイル外径 --------------------8.25×29.3mm（コイル抵抗20.85Ω）
②2015年時点平角線コイル外径----------7.55×28.7mm（コイル抵抗20.9Ω）
③2019年時点平角線コイル外径----------7.35×28.6mm（コイル抵抗19.8Ω）